【初心者向け】投資信託の「基準価額」と「純資産総額」|見るべきはどっち?正しい見方を解説

資産運用

投資信託を選ぼうとすると、「基準価額」や「純資産総額」といった言葉を目にしますよね。 「株価みたいなもの?」 「どっちの数字が大きければ良いファンドなの?」 と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、投資信託を選ぶ上で非常に重要なこの2つの指標について、初心者の方にも分かりやすく解説します。それぞれの意味と、どちらを重視すべきかを知って、賢いファンド選びができるようになりましょう。


1. 基準価額とは?「投資信託の値段」

投資信託における「基準価額」とは、1口あたりの値段のことです。株式の株価と同じように、毎日変動します。

私たちが投資信託を購入・売却する際は、この基準価額に基づいて行われます。

【ポイント】

  • 基準価額が高い=良いファンドではない:株価と同じように、過去にどれだけ上がったかではなく、これからどう成長するかが重要です。基準価額が高いからといって、必ずしも優秀なファンドとは限りません。
  • 基準価額の推移を見る: 重要なのは「今の基準価額」そのものよりも、これまでの基準価額がどのように推移してきたかという成長の歴史です。

2. 純資産総額とは?ファンドの規模と安定性

「純資産総額」とは、その投資信託に集まっている運用資産の合計額のことです。ファンドの「規模」を表す指標と言えます。

多くの投資家から資金が集まっているファンドほど、純資産総額は大きくなります。

【ポイント】

  • 規模の大きいファンドが有利:一般的に、純資産総額が大きいファンドほど、運用が安定していると見なされます。資金流入が続くことで、ファンドの運営コストが相対的に下がり、私たち投資家が支払う信託報酬も引き下げられる可能性があります。
  • 注意すべきは「純資産総額の減少」: 逆に、純資産総額が減少しているファンドは、解約が多く、人気が低迷している可能性があります。極端に純資産が少なくなると、繰り上げ償還(運用が途中で終了すること)のリリスクも高まります。

3. 見るべきはどっち?「純資産総額」を重視しよう

結論から言うと、投資信託を選ぶ際に特に重視すべきは**「純資産総額」**です。

  • 基準価額は「過去」の成績の断片:基準価額の数字そのものは、あくまで過去のある時点での価格です。今日の100円と1年前の100円が同じ意味を持たないのと同様に、基準価額の絶対値に意味はありません。
  • 純資産総額は「ファンドの信頼度」:純資産総額は、そのファンドがどれだけ多くの投資家から支持され、資金を集めているかを示す指標です。安定した運用を続けるためには、ある程度の規模が必要です。

目安としては、純資産総額が50億円以上あり、右肩上がりに増加しているファンドを選ぶのがおすすめです。


まとめ:規模が大きく、成長しているファンドを選ぼう!

投資信託を選ぶ際は、目先の基準価額の高さに惑わされず、以下の点を確認しましょう。

  1. 純資産総額が十分に大きいか(50億円以上)
  2. 純資産総額が安定的に増え続けているか
  3. 基準価額が長期的に右肩上がりで成長しているか

これらのポイントを押さえることで、より安心して長期的な資産形成に取り組める、質の良い投資信託を見つけることができるでしょう。

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